今月より新しくストリームドというシステムを導入することになりました。
はじめは、一部のお客様から導入していき、
今後、全スタッフが操作できるようにと勉強会が行われました。
ストリームドの担当者さまに、3か月間サポートしていただきながら、
疑問点や困ったことを解消し、安心して、
ストリームドの機能を最大限、活用することができればと思います。
今回は、第1回目ということで、ストリームドの概要の説明を聞きました。
ストリームドについて
ストリームドとは?
①スキャナで、お客様よりお預かりした証憑をスキャンして取込みます。
②アップロードする画像を選択します。
③1営業日後に仕訳データ化され、返却されます。
④データ化されたものを確認し、会計ソフトに取込みます。
証憑とは?
レシート、手書きの領収書、銀行通帳、請求書、クレジットカード明細書、
請求書、出納帳などの書類です。
私たちが取扱う書類のほとんどが対応されています。
時間を有効に活用できる
ストリームドを活用することで、最大6割の時間削減につながるそうです。
今までは、それぞれのお客様に応じて会計ソフトを開き、必要な書類を見ながら、
一つ一つ文字や数字を入力していました。
しかし、ストリームドを使うことで、スキャンした画像を選択し、アップロードすれば、
次の日(1営業日)にはデータ化されて、返却されます。
私たちは、その「仕訳データ化されたものを確認する」という作業からスタートできます。
入力していた時間が短縮され、確認作業から入れるので、効率性が上がります。
またAIとオペレーターさんによるダブルチェック体制と学習機能があるので、
お客様ごとに入力の仕方を設定していくことで、正確性はさらに上がっていきます。
インボイス制度への対応
2023年10月よりインボイス制度が開始されます。
「適格請求書等保存方式」ともよばれ、
所定の要件を記載した請求書や納品書を発行、保存するという制度です。
もしストリームドを導入しなかったら、
請求書と領収書から課税事業者の登録番号を入力して、
本当に登録してある事業者なのかを検索して・・・と、
事務処理負担が増えます。
すでに税率を8%と10%を分けて、仕訳入力するというだけでも、
緊張感をもってやっているのに、さらに登録番号の確認作業が
増えるということは、人的ミスが出てくる可能性が想像できます。
しかし、正しく入力していかないと、
消費税の納税額に影響を及ぼしてしまいます。
この対応をどうしようか悩んでいる状況でしたが、
そんな悩みを解消してくれる魅力が、ストリームドにはありました。
領収書に8%と10%の消費税取引が混在していても、
区分してくれるというところです。
また、課税事業者の消費税の登録番号を自動検索してくれることです。
そして、2023年12月までの猶予期間までに対応すべき、
電子帳簿保存法へどの程度対応できるのか?という期待もあります。
使い続けることで、ストリームドの良さを実感できそうです。
これからストリームドを使っていくことで、
私たちのサービス提供の仕方も変わっていくでしょう。
今は、まだ導入の段階ですが、期待がとても高まります。
導入後は、時間を更に有効に活用し、
お客様のためにできる付加価値を模索していきたいです。
【記事担当:板倉】
岐阜県にございます当社では、経営者様の経理代行をしたいと考えております。岐阜県内や名古屋周辺で、数字を活かした経理・記帳代行サービスを利用したいとお考えの方は、お気軽に当社へご相談ください。
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